こんな疑問にお答えします
この記事の内容
釣りをやったことない初心者でも、「とっつき易い」と言われている「ワカサギ釣り」に挑戦してみた1日
AM 6:30、ワカサギ釣り店に到着
釣り方の動画を見ながら、順番待ち
寒さを想定してこの日は、
- 上半身にヒートテック
- セーター
- 薄手のダウン
- スキーウェアを着用
- 下半身はヒートテックのタイツ
- スキーウェア
- 長靴
と防寒対策バッチリで臨みます。

早朝の6:30に予約していたお店、グリーン荘に到着。
店内は団体さんが4グループほど、既にワカサギ釣り道具をレンタルする手続きをしていました。
順番がくるまで、ワカサギの動画をみて、釣り方の予習をします。見ている動画は「4分でわかるワカサギ釣り」
テントを引きずって、釣るポイントへ
借りた道具(釣り竿・えさ・ドリル・釣り券・毛布など)をカタツムリテントに乗せて、いざ氷の上へ!

釣るポイントは「中深」辺りに決めます。

(※ あとからわかったことですが、オススメはひとが集まっているポイント、とくにベテランのそばがいいそう。ベテランの特徴は後ほど、紹介します。)

釣るポイントで周りを見渡すと、早朝なのに、ひとで賑わっている大沼。

借りたドリルで、氷に穴をあけます。
これがなかなか、入っていきません。

ドリルをまっすぐにした状態で、重さに耐えながら、力を入れて回していくので、思った以上に大変です。

力がないせいか、回しても空回りしている感触で、ドリルがまっすぐ入っていきません。穴をあけるだけで結構時間かかりました。

空いた穴に、浮かぶ氷を網で、すくって取り除きます。

1人1つの穴が通常ですが、2つ目の穴を開けるのに時間がかかりそうなので、1つの穴でとりあえずテントを設置してみることに

釣り竿を開封します。すごく繊細な糸なので、絡まらないように集中。(服や手に仕掛けをつける「小さなフック」が引っかかります)
そっと竿から釣り糸を解いて、仕掛けをつけ、半分くらいに切ります
(あとからわかったことですが、半分よりも小さい方がGoodだそう)
全部で4箇所、仕掛けをつけます。

途中、わからないところは、動画でおさらいしつつ、

ゴム管をはめ直して、

穴に投入。「これで合ってるのかな?」と激しく不安になります…
ちなみに、この日は晴れていて、だんだん日が出てくるごとに暖かくなってきました

一方、全く釣れる気配がないままの状態が続く、ワカサギ釣り。というか「竿先」が動いたかも、わからないくらい
(これもあとから聞いて、わかったのですが「小さすぎるワカサギが食いついても、竿先が揺れたかどうかは、目視だとわからないほど繊細」なんだそう)

「この日の釣れ具合はどうなのかな?」と周りを見渡して、様子を聞いてみることに

こちらは、はじめてのワカサギ釣りに来ていたお二人。ビールやおつまみを持参して、楽しそうです。「釣れていますか?」と聞くと、「いいえー」との答えが

つづいて、家族4人で仲良くいらしていた、こちらの方々も、やはり「全然、釣れてません」とのこと

この日は、ベテランの方の釣った数も少なめの模様。なんでも魚探に魚の影が映るものの、食いが渋いとのこと

見ていると、ベテランの方の道具が、ものすごく充実しています。
電動リールの竿先には薄いアルミを使うことで、繊細なワカサギのあたりを見逃さないようにしているようです。
ワカサギ釣り20年のベテランの道具は
- ワカサギの食いつきがわかる「やわらかい特殊な竿先」を自作
- 電動リールで、釣り糸の絡まりを防ぐ
- 竿の角度を固定して、深いところまで仕掛けが届くようにする
など、道具に凝っていて、本格的です。
ベテランの方の特徴は、変わった道具を駆使しているひとたちなので、そんなひとのそばにいると、釣れる確率がアップします。魚探もあるとなおGOOD(魚探はこんな感じです↓)
そんなベテランの方から、
- 「釣るポイント」を変える
- 1つの穴よりも、2つの穴の方が確率が上がる
など、アドバイスを受け(隣同士でも釣れる穴と全く釣れない穴にくっきり分かれることもあるそうです)、誘い方や餌を小さくするコツなどを教えてもらい、再び集中。

ようやく1匹釣れました。
ワカサギ釣りに初挑戦した感想は、氷の上が思った以上に、居心地がいいと思いました。
開放感と、氷の上でしか味わえない、なんとも言えない雰囲気が、不思議な安心感を与えてくれます。
ハマったら抜け出せないとまで言われている所以が、少しだけ分かったような気がします。

ちなみに暖かったせいもあって、溶け出した氷の上がツルツルだったので、こんなもの(靴用スノーチェーン)があると歩きやすいなあと思いました
何年もひとを虜にさせる、不思議な赤城大沼のワカサギ釣りは「なかなか釣れない面白さ」だと思います。正直、つりぼりにはない魅力です。
お酒を飲みながら、狭いテントに入って話ながらやるのも楽しいです。
*おまけ*

お昼ご飯に一旦お店に戻ると、お店の外のテーブルでご飯を待っているご家族の和やかな様子に癒され、パチリ。
ブログに載せてもいいか確認したところ、「ブログデビューだねえ」とお子さんに伝える親御さんが、微笑ましかったです。